show must go onではなくなってしまった

久々の生の舞台、万歳！舞台って素晴らしい！！

そんな日記を書く予定だった。

うきうきとお化粧して、チケットとオペラグラス持って、客席半分の劇場は寒いかもしれないからストールも準備して。

そして劇場に向かう電車内でTwitterを見ていて、は？と声をだした。

開演1時間前を切ったところでのこのお知らせ。

ん、12時の公演の中止…？

あれ私がいまむかっているのはなんだ…？

きょうの…じゅうに…じ…？

これ…か…？と事態を把握するのにしばらくかかった。

そしてよろよろと電車を降りて、反対側のホームにきた電車に乗って自宅へ帰った。

美弥るりかファンの私としては真ん中でなくなってしまったのは悲しかったのだが、常々一度は生で見たいと思っていた井上王子と新妻聖子様、彩吹さんもいるからまぁそこを楽しもうと切り替えていたショーイズム。

（後半のマトリョーシカ版は外れてた）

久々のるりちゃんは見られるのだし、と当選のお知らせが出てからこれを楽しみに仕事をしていた。

誰が悪いのでもなく、

むしろ体調不良の方はよくぞちゃんと申告してくださいました、だ。

何かが中止になったときにみやさまが、エンターテインメントはまずお客様の安全を確保した上でこそ楽しんでいただくものと話をしていた。

難病持ちの人間としては、正直コロナになったら他の同年代より遥かに重症化するリスクが高い。（そもそも血栓が出来やすいとされているし、コロナでも血栓は症状として出ているもんね）

なので安全性を確保して中止にしてくれた東宝の判断は正しいし安心する部分はある。

東京での有人開催としてはかなり早めのほうで、それも東宝主催の舞台で、観客含めたクラスターを発生させたら舞台界隈はそれこそ目も当てられなくなる。

体調不良を申告した人も含めて誰も責められないけど、悲しいものは悲しい。

次にみやさまに会える予定は今のところない。

本当に舞台は幕が上がるかどうかがギリギリまでわからないものになってしまった。

星組チケットが手元にあるのだが、これも開いてくれるのか、赤い劇場の椅子に座って開演アナウンスに拍手するまでドキドキするのだろう。

ぎゅうぎゅうの居酒屋で大声を出して飲んでいる人たちを見るとむきーっとなる。

歯を食いしばっている医療従事者のボーナスがないとか減額とか見ると心が痛い。

エンターテインメントは「不要不急」のカテゴリーだろうが、ステイホームしながら代わりのエンターテインメントを楽しんでいるはずだ。

真面目に対策をとっている人たちが悲しんで割を食ってしまう世の中にはならないでほしい。

ナマで見ることを楽しみにしていたので配信も見ていなかった。

明日以降の公演がどうなるか分からないが、これまでの配信をアーカイブで出してくれないだろうか。

出演者の事務所もばらばらだろうし権利的に難しいのだろうが、こんな世の中だ。

あたまが冷えたら東宝にメールしてみよう。

備忘録