備忘録

都内在住SEのアラサー。PNH持ち。好きなこと、思うことを記録。映画、美術館、宝塚がメイン。。

エリザベートガラコンサート 02花組版で黄泉の国へ行ってきた

今更ながらのアホなタイトルですが、エリザベート25周年ガラコンサート 02花組版を見てきた感想。

テンションおかしいままの勢いで書く。

 

私が初めて見た宝塚って、妹が友達から借りてきた春野トートでして。浪人生の頃かな。

見終わってから母親が実は大地真央のファンクラブに入っていて、祖母はその昔入ろうかと思った(家族の反対でやめた)くらいにヅッカヅッカな家系であったことが判明したのですが、見る前は宝塚って全員女の人でしょ、くらいの知識。

が、見てびっくり。なんだこの顔の小ささは?!ってか髪青?! で、最後に笑ったー?!と衝撃であったわけです。

夜ご飯食べながらだったけど、餃子に醤油つけ忘れて食べたくらいに衝撃であったわけです。

 

で、そのエリザベートが生で!!!

 

大鳥れいさんも初だったし、オサアサが一緒にいるのも初だったしで色々ありがとうございましたでした。

 

・はい最初に出てくる瀬奈ルキーニかっこいい!

髪は片側編み込みで後ろで無造作に留めてる。

片耳に見えるイヤーカフスがちょい悪風でよい。

・テンションあがりまくる霊廟

・で、そこから絶対零度で出てくる春野トート。

歌うますぎじゃない? 現役時より全然歌えてますよね?!

・大鳥エリザもかわいい。細い!

・きりやんルキーニも落ち着いていて風格ある

・出雲ゾフィーは流石の迫力。なんで皆さん衰えてないの?

・「愛と死のロンド」も良いのだけど何より「最後のダンス」ですよ。

・赤いライトの効果もあるが、春野トートの迫力。がんがんに歌う。自由自在の伸びる歌声。

・口からCD音源とはこのことか。

・黒天使がいないのに一人で舞台を埋めていて、むしろその分迫力があってなんだこの人。(トート閣下様です)

・最後の「おーれーーー、さぁーーーっ」で拳入るわ音響くわすごいものを聞いた。

・みどりちゃん「私だけに」は現役より楽そうに歌っていた。すげーな。

・ナイフはエアーでした。フランツからのプレゼントもエアーでした。みんな分かってるよね前提で進むのが面白い。

・出て行ってと振られるトートは相変わらずショックを受けていてかわいい。さすがに昔ほどがーん!って顔ではないけど。

・ミルクだけはルキーニがミルク缶ひきづって出てくる。何故だ笑

・アンサンブルの力!のミルク。どんどん楽しそうになるトート閣下とルキーニ。

・瀬奈ルキーニ、けっくだらないって顔してるときもあるし楽しそうにしているときもあって見ていてとても面白い。一歩引いてはいるのだけれど、感情豊かで目が離せない。

・というか単純にかっこいい。なんで無地の黒ジャケット、白シャツ、ブーツでかっこいいの?

・一幕ラストのみどりちゃんお綺麗〜。シシィスターはなくともお綺麗。

 

・2幕冒頭はグッズのマスクをつけて瀬奈さん登場。「皆さんこれ双頭の鷲がついてるんですよ。宣伝しろって宇月颯さんが言うんです」

「うちのエリザベート綺麗でしょう。もうね、拍手大好きライト大好きだから、出てきたらどんどん拍手して。どんどんよくなるから。今頃袖で満足そうにしてるから。うちのトートも同じ。」(場内拍手喝采

「客席も美女ばっかり。みんなマスクしてるからねぇ」

・前奏で軽く踊る瀬奈さん。素敵。

・「私が踊るとき」大好きだぁ! 最後に出した手を跳ねのけるエリザベートがよいです。つんとしてるエリザベート好き。

・望月さん少年ルドルフ。お声が可愛らしくて、え、あなた今おいくつ?(ジェンヌは歳をとりません)歌もかわいい少年声のまま。どうなってるの?

・逆にツェップスの天真さんはどう見ても研30のベテラン専科さんでどうなってるの?

・髪長くてもしっかり束ねて前髪リーゼントにすれば男役になるのもよく分からない

・マダムヴォルフは嘉月さん。瀬奈さんと2人でこのシーンは成り立たせる。

・マデレーネは知ってるよねみんな分かってるよね前提でおりません。写真は撮られてた。

・春野トートの、盛大な脱ぎっぷりドクトルセーブルガー大好きなんですが、さすがにありませんでした。

・みんな大好き「死ねばいい」は強めでした。

・ヴィンデッシュ嬢はくれあちゃん!短い場面なのに最後には涙を流していらして、さすが月組

エリザベート「あなたの方が自由〜🎵」で上がっていくバージョン。ここは上がる方が好みなので嬉しい。

・ここまでほぼ踊りやふりがなかったのに「闇が広がる」のトートがルドルフをひっぱり、後ろから抱きかかえるあれはあった。そこはやるんだ。(ありがとうございます)

・ゆみこさんようやくのご登場。春野トートは爆発だし、ゆみこさんルドルフは安定しているしで、元々この2人の声合うのになんだこの「闇が広がる」。なんだかすごいぞ?(言語力の敗北)

・この一曲の間にルドルフは立ち上がり、トートも楽しそう。好き。

・ここから舞台にずっといるルドルフ。戴冠式はまたもエアーです。ゆみこさんのお歌の安定感たるや。

・でも雰囲気出す照明の効果って大きい。

・オサアサ、ゆみこさん、きりやんの4人だけが舞台上にいる瞬間がめちゃくちゃ豪華だった。今気づいたけど、この4人って花組でかぶってた?

・ルドルフの死ぬシーンはトートが手を引っ張る。なんだチューしないのかー。

・このへんのエリザベートお衣装が黒のシンプルめドレスなんですが、大鳥さん細くてお綺麗。

・上演時間が短いからエリザベートの感情表現も大変よね

・「夜霧のボート」も大好きです。フランツの性格がとても出るシーン

・最後にさすナイフは小道具が出てきました。ちゃんと刺してました。

・ラスト、トートと抱き合うエリザベートが嬉しそうだし、トートもとても幸せそう。

・抱き合って、頭にも手が添えられていてひぇーってなる。

 

・あ、歌唱指導はなかった、となるヅカヲタ。

・アンサンブルの方々の力もすごいです。少数精鋭だから歌詞がよくわかるしコーラスが綺麗。

・挨拶のときに春野さんも言っていたけれど、バージョンによって微妙に変わるであろうトートたちにあわせるアンサンブルとオケの方々もすごいですね。

・ってか生オケですよ!!

・舞台上で二手に分かれており、弦楽器チームはマスク着用。吹く系の方はたぶんパーティション。舞台裏にもいらっしゃった様子。指揮者はマスクとフェイスガード。

 

・挨拶時に皆は袖から出てくる中、トートは上の階段から。

・と思ったら盛大にこける春野さん。ざわつく客席と舞台上でしたがご本人はあちゃーって感じで笑うしアサコさんと目合わせるしで盛大なオサアサありがとうございました。

・宝塚の申し子、花組の貴公子、春野寿美礼と紹介する瀬奈じゅん。いいぞオサアサ。もっとやれ。

・春野さんも毎日支えて、暖かく見守ってくれる下級生のアンサンブルたちが…と言っていた。

これ、真ん中ももちろん大変でしょうがアンサンブルの子たちかなり重労働ですよね。

 

 

本当に素晴らしい公演だった。

25年経っても古くならないエリザベートって素晴らしい。

ありがとう小池修一郎。宝塚にエリザベートを持ってきてくれて。

ありがとう、春野トート…。また春野さんの公演あったら見たいし、瀬奈さんも見たい。

とりあえず明日のスカステの「ヒートオンビート」と「レビューオブドリーム」録画しました。

20年近くの時を経てオリジナルに近いキャストで見られて、皆さん歌も良くなっていて大満足でした。ありがとうございます。

あとはだいもんトートのチケットが紙屑にならないことを祈るのみ…。今週末の配信みます。