日本全国梅酒狂想曲
祖母の家には梅の木があって、実をつけた年はそれに針でたくさん穴を開けてシロップ漬けにしてくれた。シロップも優しい甘さで美味しかったが、梅も柔らかく甘くなってすごく好きだった。
ここ数年は母が梅酒やら何やらを漬けるようになっていたが何故わざわざ材料を買ってきて漬けるのか不思議であった。半年くらい経てば美味しい梅酒が出来上がっているので有り難く飲んでましたけど。
そして実家を出てもうすぐ一年になるこの季節。梅が売られてるのを見かけ、母にも簡単だから漬けたらと薦められ漬けてみちゃいました。
やり方は簡単。梅と氷砂糖とホワイトリカー買ってきて、梅を洗って1つずつヘタを取って拭いて、氷砂糖とホワイトリカーと共に容器の中へ。(詳細はググってください)
梅の匂いを久々に嗅いだ。
飲めるようになるまで少し時間がかかる。
初の梅酒がどんな味か、とても楽しみだ。
住んでいるのは夢の国沼?
今週のお題「私の沼」であったので書いてみる。初のお題トライ。
沼っていうと一つのにのみ浸かってるイメージもあるが、一つに絞れないので複数記載してみる。
長く住んでる沼は「美術館沼」「読書沼」「洋画沼」あたりだけど、かなり好みが偏っているし投資額も月によって美術館・洋画はゼロだったりするのでそんなにズブズブ沈んでいる自覚はない。読書沼はKindle購入により悪化しそうな気はするが。
収集癖として地味にあるのは「ポストカード沼」。展覧会では一枚は絶対買うし、ちょっとオシャレな文房具屋やら海外旅行先やらでこそこそ集めている。いつの間にか無印のボックス一つは満杯になってしまった。
ここ数年でズブズブハマってる沼はおそらく「宝塚沼」であるが、自分がどの程度のレベルで沼に沈んでるのかはいつも謎だ。
全く見ない人からすればそれなりな頻度だろうが、お茶会もお手紙もファンクラブもスカステもデビューしたことないし、大劇場全公演見ているわけでもない。基本一公演一回(最高で一公演3回しか見たことない)。ってことでそんなに重度ではない。と自分では思っている。
とはいえ、次のチケットまで1ヶ月空くと寂しい(推しのみや様主演瑠璃色を諸事情により泣く泣く手放しました。雪まで空いてます)。公式の発表には毎回笑ったり悲鳴をあげたりと踊らされている。サヨナラのレポには涙する。
疲れたときにはとりあえずDVDを再生して気力を回復させる。そろそろおとめ(宝塚団員全員の顔とプロフィールが入っている本。年に一回発行)を買ってもいいのでは、とも思い始めてる。
なんとも中途半端なハマり具合だけど、体力・時間・金を考慮するとこれくらいがちょうど良い。(特に体力。遠征してそのまま出社とか絶対無理)
なので、重度な宝塚沼にいるわけではないけどもこれがなくなると困るくらいには浸かっている。
とりあえず今日もむしゃくしゃしてるので帰ったら何か見て心を沈めようと思っている。
結婚式覚書・概要
○私たちについて
私は横浜出身横浜育ち。
オットは大阪出身で社会人になるときに上京。職場婚。職場では先輩だが同年齢。
○まず結婚式場決め
自分が結婚なんぞするとは思ってなかったので全く理想の式とやらはなかったが、周りの勧めもあったし区切りにはなるかと思ったので挙式することに。
友人の式には出たことはあるが両手で足りるほど。ということでまずは物理的にも精神的にも世の男性を殴れそうな分厚い某ゼ○シィを買ってみる。ページを進めていくとだんだんどこも同じに見えてきたが、なんとなく自分の好みは見えてきた。(私の場合はキラキラガラス系チャペルやステンドグラスは好みではなかった。古い・木目調とかのほうが好き。おそらく中高の影響である)
が、そんな条件に合致する式場は都内に山とあるのでゼク○ィカウンターへ。
ここの方々はプロだった。サクサク進んだ。
アンケートに答えてファイルを見ながらこちらの好みを伝えて物の見事に90分で三件の結婚式場見学まで終了。おそるべしリク○ート。
ちなみに私たちの要件。
・オット側の参列者が遠方からが多いので新幹線からアクセスがいいところ
・両家共にバリアフリーが必要
→ということで東京都心の式場かホテル。(ゲストハウスだとアクセスが悪いことが多い、バリアフリーも心配な場所があるらしいです。でもプライベート感を出したいならゲストハウス。ホテルだと同じ日にたくさん挙げてますからね)
・参列者60くらい
で、結果三件の中から見学へ。
○式場見学
こんな感じですよ、と向こうのスタッフが一対一で案内をしてくれ、最後に見積もりと日にち決め。
了承すれば契約。
・私の家族の都合で日曜希望
・仏滅は避けたい
・見学が5月から6月だったので今から秋は無理。年末年始は避けて、私が花粉症なので暖かくなる前、ということで1月末か2月。
運良く3件とも良い日程を提案していただけたのでしたが、その中から1件選択。
私の希望とオットの希望が一致しなかったのだが、オット側は職場で式関係で揉めたら奥さんの好みに合わせなさいでないと一生言われると忠言を受けたようで結果私に合わせていただきました。職場の人、ありがとうごさいました。
ここでやっていて良かったのは相見積もり(真顔)。
というのも私の希望箇所が一番高く、オット希望箇所と同条件で見積もったらかなり差が出ていたので迷いどころではあり…。正直に式場担当者にいうとよく分からない「本日御成約特典」でガンガン値引かれました。ブライダル業界って怖いネ☆
○式まで準備・洋装
契約が確か6月。式までまだ時間があるのでのんびりしててください、といくわけもなくドレス決めておいてください、と。
式場提携のドレスショップに行って試着して日にちが空いていれば決定。
というのが流れなんですが試着の予約が取り辛かった。休日のみ、にすると1ヶ月後が基本。ちなみに一回三時間コースでウェディングとカラーをだいたい4着ほどずつ試着。終わる頃には毎回ヘトヘト。
2業者トータル3回で決定。
ウェディングは袖あり、カラーはパステル以外!という条件で探す。第三者の意見と本人の好みが一致して良かった。よく言われるように結局、最初に決めたものを着ました。
カラーはよく迷子になると聞いていたのだけれど、さくっと決まっってよかった。
そのあと小物合わせで1回。挙式2日前に最終フィッティング。
小物合わせのときにオットの衣装合わせもしました。
ちなみに私は洋装からお色直しも洋装、でした。
和装と洋装でお色直しすると中座が長くなると聞いていたので。
和装は前撮りで着ました。これはまた別で。
○式まで準備・打合せ
プランナーさんとの打合せ計4回目。回によって長かったり短かったり。
これは結構辛い回もあった。
花屋、映像担当、写真担当、引き出物担当、と担当者がバラバラで、待ち時間がどうしても発生するわ、ある程度の情報は共有されてるんだろうが細かいところはそれぞれに話さなければならないわ、人によって説明方法は違うわ。
お願いだから顧客管理情報一元化してまとめて一人に話したことは全員で即時共有しろ!今日の進捗具合みて次の担当者スタンばっておけ!どこかのシステム屋さんアプリ作って!と何度思ったことか。(SEの発想)
ちなみにタスクと期限が色々ありすぎて途中でWBS作って管理してました。(SEの本領発揮)
出席者の名前住所、座席、引き出物の組合せと全てを一つのシステムで管理してね、と与えられたものがあったのですがこれも操作性が悪くてぶーぶー言いながら家で使ってました。これUX考えてないだろ!なんでここダブルクリックわざわざするんだ、アップロードはry。SEあるある。
長くなってきたので次回に続く…。
ミュシャ展(国立新美術館)
『ミュシャ展』(国立新美術館)に行ってきました。一応その昔ポスターやらアールヌーボーのあたりは多少かじってましたが、今回はスラブ叙事詩が見たくて。
何年か前にミュシャ展に行った時、この時はポスター系が目当てだったものの、いざ目にして心に残っていたのは祖国のために描いた油絵でして。ので今回は更にすごいのが来ると聞いてうきうきと。
ちなみに入り口でもらえる作品目録ですが、スラヴ叙事詩の画像一覧が載っているのでもらうべし。白黒ですがこれはいい。
さて、入ってすぐにスラブ叙事詩。
写真やらテレビで大きいことは分かっていましたが本当に大きいし、それにぐるり囲まれるのはなかなか贅沢。(それにしてもよくこれ持ってきましたよね、丸めてらしいけど。あと国立新美術館は天井が高いのでこれだけ巨大作品も飾れるんですよね。)
近くから見て、離れて見て、を繰り返す。
これだけ大きいのでふと振り返って向こう側の作品もまた遠くから見る、なんてことを繰り返しておりました。
その過程で気付いたこと。
例えば、《ルヤーナ島でのスヴァントヴィート祭》や《スラヴ式典礼の導入》では地上の人々と宙に浮く神々が同じ画面に描かれているのだけれど、遠くから見ると神々がくっきり浮き上がって見える。青っぽく描かれているのが神々。《聖アトス山》とかもそう。
地上の人々と神々とを同じキャンバスの中には描くけれど、確実に別世界として描く。
このへんはルネサンス期なんかの宗教画とは大きく異なる点ですかね。(宗教画だと神と人間を同じ世界、もしくは繋がった世界に描いていることが多いような。)科学が発達し始めたた時代だからこそ?
以下、感想をつらつらと。
市井の人々を主役として描いているのがよく分かる。《東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン》、《ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス》などタイトルにある皇帝やフスはどこ?状態。
明らかに焦点が合っているのが、一般の人々。《ベツレヘム礼拝堂で~》の後姿の女性は誰なのだろうか。《クロムニェジーシェのヤン・ミリーチ》で口を塞がれながらも姿勢をぴんと伸ばす女性は何を表して、何を思っているのだろうか。
戦いの悲惨さ、悲壮さも、直接的な戦闘の場面ではなく描くのはその後の青白い遺体の山、静かに嘆く親子で表す。《ニコラ・シュビッチ・ズリンスキーによるシゲットの対トルコ防衛》ではゆらゆらと立ち上る炎(遠くから見たほうが炎がゆらゆらしている様子がよく分かる)とその後の爆発を示す黒い煙で画面をすっぱりと分断。
《フス派の王、ポジェブラディとクンシュタートのイジー》ではステンドグラスから淡く柔らかな光が差し込む中で、立ち上がったり驚く人をドラマティックに。《ロシアの農奴制廃止》では寒く凍てつくロシアの冬の空気の中、静かに寒さと今後に耐え忍ぶ親子。
大変見ごたえのあったスラブ叙事詩シリーズでした。大満足。
そのあとにもポスターや油絵もそれなりの点数。(事前に買っていた芸術新潮でだいたい載っていたので私はさらっとしか見ませんでしたが。)
見ているとパリ時代とプラハ時代ではガラッと作風が変わったのがよく分かる。プラハに戻ってから、ミュシャはパリ時代の自分の作品をどう思っていたのだろうか。
展覧会自体は大変満足でしたが、あの物販はどうにかならんのか…。
《聖アトス山》のポストカードが欲しかったのだが売り切れていて(それも係員に聞かないとわからず表示がされていない)、《フス派の王~》と全点が描かれているクリアファイルのみ購入。
あと、最後の部屋が撮影可能になっているのもどうかと…。写真を熱心に撮っている人がいると近くまで行ってゆっくり見づらい。口コミやらで宣伝効果を狙っているんでしょうけど。
宝塚花組全ツ・仮面のロマネスク/Exciter
神奈川公演に行って来ました。元横浜市民大好き県民ホール。大好き花組。
そして初の全ツ。
仮面のロマネスクは初見でしたが、「男を~真剣に~」と歌い出してあぁこれか、と。(宝塚あるある)
話は相変わらず突っ込みどころ満載でしたが、ザ宝塚。みりおちゃんかっこいい。こういう悪い男に弱いので、今回の役は好きでした。
そして仙名ちゃん、トップお披露目おめでとうございます!!
若手娘役が多い中、実力派の子がなってくれるのは嬉しい。役は選ぶだろうけど、今回の役は似合ってました。歌うまコンビで耳にお優しくて嬉しい。
あきらさんはあまり出番が少なくて残念だけど渋い感じがよい。
ゆずかれーはこういう素直なボンボンやってもうまいのが恐ろしい。
まいてぃーもかわいいけど、もう少し役の出番があって欲しかった…。
他、娘役さんで可愛いなと思ったのが春妃うららさんでした。あんりちゃんの妹らしい。なんて美女家系。
べーちゃんもこういう年上女性の役似合ってた!品があって苦悩の役。歌もうまくなったような。
しっかし、皆さん軍服似合っていいねー!幕開けの舞踏会のシーンで踊り出した時はさすが花組!と言いたくなった。
舞台は銀橋も盆もないせいか単純でしたね。うん、まぁ仕方ないか…。
そして、ショー!
初演をテレビで見たのだか記憶にあったのだけれどもう楽しいのなんの。テーマソングに入ったときの会場の熱さ。歓声入ってたのはエキサイターだからか全ツだからか。
で、元のが大好きだったので、あぁこのシーンまっつ(元贔屓。未涼亜希さん)がやってたわ、このシーンまあ様だった、あ、ここ彩音さん、ここまっつ…ry となってましたが(宝塚あるある)なんて楽しいの!
藤井先生、このショー作り出していただき本当にありがとうございます。
運良く通路側だったので客席おりで手をタッチしていただけました。初!
あとはトップ3人の客席おりね…なんですか、あの空気。
たった3人でろくに歌も歌ってないのにねっとり濃厚なムンムン空気。あぁいうシーンで会場の空気が本当に温度上がるんじゃないかと思う。
あれだけ客席を盛り上げられるのはすごい。さすが男役の花組。また3人の個性が全然違うからね。渋く瀬戸さん、若くゆずかれー、トップの貫禄みりおちゃん。恐ろしい花組…。
リオのシーンも壮ちゃんとまりんさんの写真があって嬉しかった。辞めた人たちの写真が堂々と使われてるのは珍しいね。
びしっと決めるところは一番後ろの男役までキザり、組長高翔さんも結構踊ってらっしゃって嬉しかった。一時期ケガで出番が減ってらしたけど、最近はさすがダンサー!って感じの踊りをしてらして見ていて嬉しいです。
まいてぃーもキレッキレで。
ということで大変満足な芝居とショーでした。ありがとうございます、花組。
ララランドとミュージカル
少し前になるが、『ララランド』を見た。周りの評価は真っ二つ。
はてさて、という思いで見たが感想はうーん、でした。つまらなくはないけど絶賛!ではない。何がかなぁと思っていたのだけれど、ミュージカルではないのかと。
あちらこちらのミュージカル映画からオマージュされているのだけれど、結果としてできたのはミュージカルではないなぁという感想でした、不思議なことに。(以下、ネタバレを含みます。)
理由はまず主役二人のダンスと歌が抜群にうまいわけではないことか。
いや、エマはちょー可愛いですよ。いつも着てるお洋服が可愛いのなんの。白ブラウス一枚でさえなんという可愛さ。ワンピースもカラフルで素敵。
かたやライアン。あの犬の目とシャツ一枚のかっこよさ。あー、外国人の色気ムンムンってこれだわと納得。
なんだけどね、二人ともいいんだけど、フレッドアステアみたいなひれ伏したくなるダンスや歌の実力ではない。ライアンのハットの持ち方もイマイチ。そのはビシッと持ってくれ。(ヅカヲタの発想)
次に楽曲。
楽曲単体で聞けばいい曲ばかりなのだが、ミュージカルの曲ではないなぁと。気持ちが盛り上がって歌う歌でもないし、いつぞやに日本のミュージカル界のプリンス井上王子が言っていた『歌の始まりと終わりで感情が変わる』歌でもない。
唯一ミュージカルだったのは、エマ扮するミアがオーディションのシーンで歌った箇所。あそこはブラボー!と言いたくなった。
あとはラストですかね。
ミアがデザインしたセブのお店のロゴが出てきたからゾクゾクはしたんですが、あのもう一つの世界のシーン。
どちらの夢だろうか、ミア?セブ?それとも二人とも?
そしてセブがようこそ、と言って弾く一曲。
ゾクゾクするくらいにいいシーンだったのだけれど(昔のアイタタタな恋とか思い出したりもして)、もうあのあとドロドロ不倫劇のスタートとしか思えなくてね…。(やめい)
オマージュしているミュージカルの終わりかたとは随分違うんだよなぁ。
結局翌週、『レ・ミゼラブル』と『巴里のアメリカ人』借りてきてこれぞミュージカル!と一人楽しんでた。
レミゼはwho am I?と幾度となく問いかけ、巴里のアメリカ人は脚本ツッコミどころ満載なのだけれど、歌とダンスでねじ伏せて難しいことは置いておく。テンションあがるのはこちら2作だったなぁ。
ミュージカルって何だろうと考えるとムツカシイけど、大好きだ。
私の名は。
結婚して、A田B子からC本B子になった。
今までいろいろ思うことがあったので記載してみる。
自動車免許証を持っていないので本人確認はパスポート。
婚姻届けを出してから「C本」でのパスポートを取得するまでが1か月近く間があった。
手元にあるのは「A田」のパスポート。でも私の名前は「C本」。
その間に引っ越しもあったので、その際の「本人確認」は「A田」で行った。(何を使ったかは忘れた。確かパスポートはすでに無効扱いされていた)
「本人」は「C本」なのに「A田」のものでも本人とみなされる。みなされないと困るのだが、みなされても「本人」とは…、となかなか不思議な感覚であった。
が、面白がれたのもそれくらい。
実際はなんでこんなに面倒なんだ、と思うことが大半であった。
会社のシステムで片っ端から申請をあげ、銀行名義やらクレジット(2枚)の名義も変更。
社内システムの関係上、この日からこの日の間に銀行口座の名義変更をせねば…と最初に計画。名義変更となると電話だけでは終わらせることができず、銀行店舗(一般社会人があいてる時間に行くのはなかなか難しいネ!)に会社の昼休みに行き、新カードが来るのは一か月後。クレジットカードも電話で申し込んで送付された申請書に記入して返信して…と全てを終わらせるのに2か月くらいかかった。
なんで日本は夫婦別姓が認められてないんだ、と何度思ったことか。最高裁め。
離婚やらも考えると日本全体で一体どれだけの労力が婚姻時の改姓でかかっているのだろうか。
とはいえ会社内では旧姓使用が可能なのでA田のまま。
年末調整などは「C本」で来るのでそのときだけ「C本」のハンコを押す。(「A田」が割と珍しい苗字なので、ハンコは絶対にオーダーであった。が、「C本」はかなりメジャーな苗字なので100均で3つハンコが並んでた!これは感動)
挙式関係も「A田」でほとんど署名をするので、入籍してから半年経つが「C本」で呼ばれるのはせいぜい病院くらい。
全く「C本B子」の字面に慣れない。
今の会社にしばらくいるつもりだし、会社では名前を変更する予定もないので私の名前が「C本」であることに慣れるのはいつになるだろうか。
自分を表すのに「A田サン」と言うことはあっても「C本サン」と言うことはまだないし違和感がある。
それはそれで問題なのかもしれないが、30年近く使っていた「A田」である私とサヨナラするのもなかなか難しい。というよりあまりしたくない。
いつか「C本」に慣れる日が来るのだろうか。
寂しいような、憧れるような。
のんびりとそんな日を待ってみよう。