備忘録

都内在住SEのアラサー。PNH持ち。好きなこと、思うことを記録。映画、美術館、宝塚がメイン。。

私の名は。

結婚して、A田B子からC本B子になった。

今までいろいろ思うことがあったので記載してみる。

自動車免許証を持っていないので本人確認はパスポート。

婚姻届けを出してから「C本」でのパスポートを取得するまでが1か月近く間があった。

手元にあるのは「A田」のパスポート。でも私の名前は「C本」。

その間に引っ越しもあったので、その際の「本人確認」は「A田」で行った。(何を使ったかは忘れた。確かパスポートはすでに無効扱いされていた)

「本人」は「C本」なのに「A田」のものでも本人とみなされる。みなされないと困るのだが、みなされても「本人」とは…、となかなか不思議な感覚であった。

が、面白がれたのもそれくらい。

実際はなんでこんなに面倒なんだ、と思うことが大半であった。

会社のシステムで片っ端から申請をあげ、銀行名義やらクレジット(2枚)の名義も変更。

社内システムの関係上、この日からこの日の間に銀行口座の名義変更をせねば…と最初に計画。名義変更となると電話だけでは終わらせることができず、銀行店舗(一般社会人があいてる時間に行くのはなかなか難しいネ!)に会社の昼休みに行き、新カードが来るのは一か月後。クレジットカードも電話で申し込んで送付された申請書に記入して返信して…と全てを終わらせるのに2か月くらいかかった。

なんで日本は夫婦別姓が認められてないんだ、と何度思ったことか。最高裁め。

離婚やらも考えると日本全体で一体どれだけの労力が婚姻時の改姓でかかっているのだろうか。

とはいえ会社内では旧姓使用が可能なのでA田のまま。

年末調整などは「C本」で来るのでそのときだけ「C本」のハンコを押す。(「A田」が割と珍しい苗字なので、ハンコは絶対にオーダーであった。が、「C本」はかなりメジャーな苗字なので100均で3つハンコが並んでた!これは感動)

挙式関係も「A田」でほとんど署名をするので、入籍してから半年経つが「C本」で呼ばれるのはせいぜい病院くらい。

全く「C本B子」の字面に慣れない。

今の会社にしばらくいるつもりだし、会社では名前を変更する予定もないので私の名前が「C本」であることに慣れるのはいつになるだろうか。

自分を表すのに「A田サン」と言うことはあっても「C本サン」と言うことはまだないし違和感がある。

それはそれで問題なのかもしれないが、30年近く使っていた「A田」である私とサヨナラするのもなかなか難しい。というよりあまりしたくない。

いつか「C本」に慣れる日が来るのだろうか。

寂しいような、憧れるような。

のんびりとそんな日を待ってみよう。