娘役12年ぶりの主演作に思うこと。
見てきました、娘役12年ぶりの主演作。サントダムール。バウ初のライビュ。
愛希れいか様本当素晴らしい。
可愛くもあり、かっこよくもあり、スタイルも抜群。なんなのこの人。
とりあえず脚本はアレです。
うん、サイトーセンセーあんまり相性が良くないので覚悟はしていましたがな。セリフ、設定ところどころ突っ込むところはあるんだがな。
でも娘役大好きな先生なので、娘役愛は出てましたね。そこは正しい演出家の割り振りではあったのか。
オープニングからポスターの衣装で踊るちゃぴ。
娘役引き連れてるところもいいんだが、男役引き連れてセンターで踊るシーンの気持ち良さ。
あれだけ踊れる人なので真ん中が似合う。
あとジャージで出てきてサマになるジェンヌってなんなの?!
天紫ちゃんとの友情、裏の主人公さち花様、ライバルは晴音ちゃん。
娘役たちが真ん中で生き生きしていて、娘役のデュエットがあって。娘役のデュエットって珍しいんだな、と気付く。
日頃の宝塚って本当に男役のためのものなんだなぁ。(それにキャーキャーやってますしそれはそれでいいんですが。)
ラストの白いお衣装も素敵だし、1人舞台で踊る姿は本当に素晴らしかった。
殺陣もキレッキレで。さすがです。
真ん中に立つ姿がこんなにかっこいいとは。
挨拶も涙を見せず、笑顔。
緞帳の前に出てきた時も「近いっ!」って驚いて笑顔。
天使がいる、と思ってしまいました。ジェンヌは妖精。
脇を固める男役もしっかり。
特にからんちゃんが好き。美容師からんちゃんは「卵の白身に、コニャーックをさんばいー」って歌ってました。
夢奈さんもスタイルよいといつも思う。
天紫ちゃんの彼氏役がイケメンと思ったら、輝生かなでくん。メモメモ。
プロデューサーが彩音星凪くん。メモメモ。
別箱はいろんな子が見られるから楽しい。
バッディーからこのバウという、なかなか宝塚では珍しい娘役像をちゃぴが中心になって演じてくれて、その動きはちゃぴだから、ではなく残って欲しい。
もちろん全ての娘役がこの方向を目指すべきだとは思わないし、様式美の男役と娘役の形もいいとは思うんだが、そろそろちょいとおばかちゃん☆なキャラクターは滅びて欲しいと思ってしまう。
残るちゃぴはエリザベート。
どんなエリザになるのか楽しみですし、今後の娘役が変わっていってくれることも望む。