備忘録

都内在住SEのアラサー。PNH持ち。好きなこと、思うことを記録。映画、美術館、宝塚がメイン。。

悪いことがしたい!月組BADDY

色々話題の月組見てきました。楽しかった!!

 

まずは芝居カンパニー。原作は未読です。

うん…石田先生…ということでストーリーはノーコメントでいきます。

あと、誰かフラッシュモブの正しい使い方を教えてあげてください。

 

たまきちはキャラにまっすぐな性格がよくあっていましたね。柔道着が似合うトップってどうなんだろう笑

 

ちゃぴはバレエ姿が美しい。こんなかわいいコンビニ店員がいるかっ。たまきちとバレエ教室で質問しあっているときに足をぷらぷらしていたのが可愛かった。

 

我が推しみやさまは黒髪ロングヘアーとグレーやらシルバーのお衣装がお似合いで素敵でした。適度にちゃらくて素晴らしい(褒めてます)。

海ちゃんのカバンを持ってあげる仕草と、れいこさま(月城さん)に「化粧は落ちてないな」って言うところが二大ちゃらいシーンでした。

 

れいこさまと宇月さん率いるバーバリアンが目が足りない。

宇月さんのリーダー的な雰囲気もいいし、れいこさまのキラキラアイドルも似合ってる。後ろのメンバーもゆっくり見たいが目が足りない。

 

れいこさまとありちゃんは並んでるとほのぼのする。

一緒にお稽古して、そのまま暗転するときに二人でどこまで足上がるか競争してたのが面白かった。

ありちゃんはさすがにバレエシーンの踊りが軽くていいですな。女性陣も普通にトウシューズ履いてるのすごいわな…(小学生の頃にバレエ習っておりました)

 

海ちゃんはジャージ姿が多くて悲しい…。

対するわかばちゃんはさよなら寂しいなぁ。ワガママお嬢様な感じがあってて良かった。

 

他、初見では誰だあの漫才師と思ったら華蘭ちゃんだったのね!ちょこちょこ出ていたのねぇ。

 

2回目に見たときのほうが笑いが多くなっていたようで、月組の実力を見た気がする。

 

 

さてさて、そしてバッディー。

こう来たか上田久美子…。芝居では重厚な雰囲気が多くてショーってどうなんだ?と思ったら全てのお決まりを壊して、でもちゃんとショーの形にしていてすごい。

 

ショーの割にたまさまが出てくるまでが長い。そしてようやくじらされてたまさま登場ー!

キャーキャーやりたい。でもまさかの宇宙服。

どちらかといえば真面目なキャラクターのたまさまが一気に悪役でかっこいい。サングラスにタバコすぱすぱ。バッディー素敵ー!

 

みやさまも終始人を見下す目で素敵です。キスシーンのあとのペロリとかもとっても楽しそうでオペラから目が離せません。芝居の黒髪ロングヘアーもいいけど、ショーの金髪で結んじゃうくらいのロングヘアーもいいですよな!

ピンクが似合う2番手なのにかっこいいってどういうことだろう。

仕草は男役なんだけど話すと女性のようなのも似合ってて大変良いです。ありがとうございます。

中盤の嘆きソングのシーンが好き。今日は食い逃げ、昨日は駐車違反〜って。ソフト帽も男役万歳。(日本語がおかしいが気にしない)

大階段は今日はボランティア(昨日は聞き取れなかった)になっていて芸が細かい。

途中の女装も男役女装にありがちな変な感じではなく、割とお美しくてさすがです。

 

れいこさまはちょっとドジっ子な眼鏡っ子

あの美貌がメガネで…とは思うけど可愛いし、最後の群舞ではようやく外してくれるしそれもまたオツなもの。

ありちゃんと二人、あのエビ頭は何事?!と思うけど。

ラスト、セリでみやさまと下がっていく姿が目の保養。

 

宇月さんはさよならということで出番が多くて嬉しい。(が、目が足りん)

どこかでピラミッドの真ん中(一番前の頂点、といったほうが正しいか?)で踊ってるシーンもあったような。あれは嬉しいよなぁ。ピラミッドの頂点で踊る推しの姿。

オールバックで超悪い人そうなのにわかばちゃんに心惹かれる姿もまた素敵。

デュエダンの影ソロも最初これはまゆぽん?と思ったのだがパンフレット見て驚いた。こんなに歌える方だったんですね…。

 

中詰めの、白と黒に分かれて踊るシーンが迫力。悪いことがしたいーって。

あそこまでシンプルに白黒のシーンも珍しいような。そしてあの歌、頭に残る。

 

グッディーことちゃぴが白側の頭を張っているのが今の月組の素晴らしいところ。

足を出しているシーンが多いのだけれど、筋肉質!な足で、ダンサーの足って好き。

前半のかわいいグッディーからどんどん変わっていくのだけれど、どちらもきちんとこなせてるのがちゃぴ様のすごいところ。

次回エリザだから今回がラストショーか、と思うと悲しい。いや、エリザは楽しみですが。

 

今回のショー、特に上田久美子すごいな、と思ったのがラインダンス始めとする娘役の使い方。

可愛い娘役はいいけど、バカな感じのキャラクターとか甲高い発声が好みではないので、今回はいいですね。(誰のショーが、とは言わない。)

(話がやや逸れるが、今回の娘役の使い方は久美子先生だからか、それとも初のショー女性演出家だからか。あと10年くらいして他の女性演出家のショーもいくつも出てきたときに今回のバッディーが何か分岐点になっているのか。今後のショーに変化は出るのか。真面目に考察したらジェンダー論とか色々出てきそうだ)

ラインダンスに意味があるって私の記憶の中のショーでは初。ラインダンスに意味をもたせるとは。それも怒り。

ちゃぴは言わずもがな、真ん中の晴音さん始めとする娘役の気合の入りっぷり。見ていてどんどん熱くなって自然と手拍子。

やや何を言ってるのか分からないが、怒り!活性化!活性化!とかっこいい。

 

群舞もかっこよくていいよなー。さすがにここはありちゃんやれいこさまも悪い男で踊る。

目が足りない。

 

デュエダンもまだバッディーとグッディーの関係で続く。赤いドレスがいい赤。

 

そしてラストのたま様の羽背負ってサングラス。

写真で見ていたから知っていたけど、それでもおーっ!ってなるもんな。初日衝撃だったろう。

 

ということで日本語が飛ぶくらい楽しいショーでした。

 

あとはまゆぽん! よく分からない言葉と手の動きとあの頭をするあなたが大好きです。

あの顔で群舞まじめに踊っているのを見ると笑いそうになるけど、次のリナも楽しみだ!

 

ストーリーのあるショー好きなので、増えて欲しいと思う一ファンです。