美弥るりかディナーショーRazzle
さて、肝心のショーの内容。
みやさまちょーかっこいい!!
というバカなコメントしか出てきませんでしたが、やはり劇場より濃密な空間で見ていると本当に素敵でした。
オープニングはタキシードから始まり。みやさまだけ一人きらきらなのが感動。真ん中だ!!
光月さん、貴澄さん、白雪さん、晴音さん周りを囲むのも実力派。
あとは生オケ(一部録音)だったのもさすが宝塚!と思ったし、指揮の吉田先生が片手でピアノ、片手で指揮しててすごいなとも。
歌の合間にトークが挟まりましたが、面白かった。
台風接近中の中でのショーだったのでひたすら台風ネタ。「本日は台風で足元のお悪い中…」とか「台風にも負けないくらい…」とか。
どこかのタイミングで台風を模して、とくるくる回るみや様が可愛かったです。
貴澄さんが「男役最下級生研12の…」で噛んで、周りにフレッシュだわ~と言われたり、
さちかさん「昨日は東京オリンピック1000年前…あ、1000日です!!」と慌てていたり、
晴音さんも「一番フレッシュの研9の」でみんなにはいはいフレッシュね~と流し気味にされていたのに、新人公演の話で最後何だったのか聞かれて「マノンで…」と答えたところ皆で最近!!と驚いていたのが面白かった。特に光月さんとみやさまの驚きっぷり。
マノンの話で、
みやさま「芝居って1時間35分くらいあるんですが、本当に1時間半だまっていて最後にだけセリフがあるので、急にお舟に乗る前あたりから緊張しだして咳払いしたり…一言しかセリフないのに、セリフなんだっけ!とか思ったりしちゃって…」
光月さん「最後のセリフなんだっけ…」
みやさま「それが思い出せなくて…えーっと…」(忘れたんかい!と会場一同突っ込みの空気)
光月さん「どこへ行くのかい?みたいな…」
みやさま「そんな、かい?とか軽くない! えーっと…心の…赴くままにだ!」と。
たぶん会場後ろのほうから赴くままに!って叫んだ人いた。
そんなトーク中はみなさんぼけぼけっぷりなのに(すいません!)、ひとたび音楽が入るときりっとしたモードに切り替わるのも見ていて楽しかった。
見ているこっちもスイッチ切り替えるの必死ですが。
宝塚以外の曲も歌っていたけれど、とりあえずみやさまに落ちたのが1789のアルトワなので「私は神だ」を怪しくアダルティーな雰囲気の中冷たいアルトワの目で唄っていただいて私は満足でした。(うっとり)
あとは、ゴールデンボンバーとか韓流とか歌ってらっしゃいました。
初めて聞いた「さよならひとり」という曲がよかった。このときの衣装もそんなにキラキラはしていない、シルバーというかオフホワイトみたいなのでひらひらがついていて(語彙力がない)近未来な雰囲気で似合っていた。
外部ミュージカルということでモーツァルトより「影から逃れて」、ノートルダムの鐘より「僕の願い」。
そういえば「僕の願い」がラストから2曲目だったので締めの言葉がその前にあったのだけれど、「では、次・・ノートルダムの鐘より」で噛んでしまってましたw
苦笑しながらもう一度言い直してましたが。かわいいw
客席降りも多くあったのがDSならでは。みやさま以外もみんな顔ちいさっ!
最後のときに衣装の上から白いレース地でふわふわの羽根がついたマントを羽織っておられましたが、どこかの方にひっかかったのか(そりゃ通路狭いもんな)外れてしまっていたけれど、そんなハプニングにも冷静に対処。
ステージ戻ってきて、ぽいっと奥においてそのまま一度幕は下りる。(実際にはないけど)
カーテンコールで出てきたときに光月さんが回収して、再び出てきたときにつけてらっしゃいました。このへん皆対処がうまいよねぇ。(むかし、ショーのサヨナラパレードで下級生が帽子を階段前に落としてしまって、あれどうするかなぁとみていたら、上級生がおじぎしてはけるときにさっと取っていってすごいと思った)
ということで大変満足うっとりなディナーショーでした。
今まで携帯のホーム画面ってユアンマクレガーで宝塚にはしたことなかったのだけれどついにみやさまにしてしまうくらいに笑
コース食べてホテルの宴会会場でディナーショーって普段の宝塚とは全然違うけれどこれもかなり満足度の高いショーでした。(値段は見ない)